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そうして再び(何度目だ?)無職となったイバ、ここぞとばかりバンド活動に集中しようと思っていました。 しかしやはり、職がない=収入がない ということは、コーポで暮らしてる身としては怖いものがありました。 実際貯金もなかったし、当時一度だけ電気を止められたことがありました。まあこれは実際問題は双方の思い違いで「 1日だけ電気が来ない日がありましたがクレジットのローンで1万円だけ借りたイバ、なんとかやり過ごしました。 そんなことでどうも3ヶ月なんて期間を待っていられないわたくし、すぐにハローワークに行って新しい職を 探しました。 仕事の職種的には以前に働いていた建築機械のリースの会社でした。ここに面接に行き、一応採用されて次週から 出勤することとなりました。そして当日・・ 「おはよーございます、今日から入社したイバですー」なんて朝礼で自己紹介したものの、他の社員の反応は なしでした。(なんじゃ?こいつら、挨拶くらいしろよ)と心の奥で感じたイバがいました。 そして仕事、ガレージの中で機械の保守作業です。いくら経験があるといってもやはり勝手に行動するわけには 行きません。なので「あのー、何すればいいですか?」と近くにいた人に声を掛けました。が、「・・・」 全く反応してくれませんでした。他にも数人いたので同じく声を掛けました が、なにも指示してくれません。 (なんじゃこいつら、昔の職人気取りで)。 昔の職人というのは、いい意味堅気ですが、人間関係や今でいう上下関係には無頓着です。ただ良い仕事をすれば それでいい という世界です。だからこそ職人なんですが、そんなものが今通用するはずもない と思っていたイバ、 もちろん今でもそういう世界はありますが、たかが建設機械の保守、車のエンジンいじるより簡単なユンボーの保守、 あれは別に職人なんていえるレベルではありません。現にわたくし、初めてユンボーに触れた(最初の就職) その半年後くらいに年次点検というものであちこち行かされましたから。車でいうなら車検整備みたいなものです。 それをやってたのです、イバが。ようはその気になれば誰でも出来る仕事だし、資格もありません。 そんなことを考えながら軽くいらつき初めて数時間後、(こいつらむかつく)とさえ思えるようになってしまい、 結局昼前くらいに制服を脱ぎ捨て愛車に乗り込むイバがいました。 結果的には就業時間、3時間もなかったので、学生時代のガソリンスタンドのバイトの記録を上回りました。 おめでとー! なんて余裕も当時はなく、そのままハローワークに向かうわたくしイバがいました。 |