タバケムチャイナロード
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チャイナロード7

テレビ編です。

どこのホテルでも同じでしたが、チェックインして荷物の整理、風呂に入ってしまえばあとは酒飲むくらいしか やることがありません。しかし自・他称認める酒好きなわたくしイバといえど、アチラのお酒(白酒)は癖が強くて そうそう飲めませんでした。ということで「酒好き」という称号は返納して「日本の焼酎好き」という限られた 酒人(さけんちゅ)であることを改めてここで発表します(だからといってどうなんだ)。

ちなみにアチラでも圧倒的にビールを飲むことが多いらしいのですが、味はいまいちでした(薄い)。

ということで何気にテレビを点けっぱなしにしておくのですが、どっちにしろさっぱり分らない・・。
ニュースやバラエティ番組、通販(意外と多い)などはなんとなく分るんですが、テレビ番組で大半を占める ドラマは、観ててもさっぱりわかりません。そしてあることに気づきました。

どのチャンネルのドラマを見ても必ず字幕(テロップ)が流れます。日本でいうとアメリカ映画の字幕版と同じような感じです。
でもちょっと待てよ・・日本の場合は英語でしゃべってるから日本語の字幕があるのに、

中国のドラマは中国語でしゃべってるのに中国語の字幕が出てる・・

これは不思議でした。後で知ったのですが、国自体が広大すぎて同じ中国語でも地方によって全く通じない言葉も あるのだそうで、そのために標準語のテロップ(字幕)が常に流れるんだそうです。
まあ考えようによっては日本っていう狭い国でさえ方言ひとつで全く理解不能なのもあることだし当然か と 思ったのだけど、しかし待てよ・・じゃあアメリカはあんなに広大なのにテロップなんてもちろん出てないし・・
などと考えていてもきっと答えは見つからないのでこのへんにしときます。

当然ながらドラマの種類によっては欧米の番組も日本の番組もあったのですが、そのほとんどが中国語に 吹き替えされていてこれはこれで妙な感じがして面白かったです。でもよくよく考えると、アメリカのホームドラマを 日本語の吹き替えでテレビでやっているし、ようはこれと同じ感覚なのだな、と思いました。日本語の吹き替えにしろ 中国語の吹き替えにしろ、欧米から見れば妙な感じに映るんですよね。。

たまにアメリカの映画で吹き替えじゃなく字幕が中国語(いわゆる字幕版)ってのがやっていたのですが、 なぜかこっちのほうがなんとなく理解できたような気がしたのは不思議でした。

当然バラエティ番組もありました。一言でいうと企画・構成・舞台セット・効果音など全てがチープです(笑)。
多分日本でならすぐに降板というか、企画の段階で通らない と、素人のわたくしでさえ感じました。しかも 内容は(あ〜こんな番組、昔観たことあるなぁ)的なものが全てでした。
しかしドラマ観てもさっぱり分らないのでバラエティ番組を中心に観ていたのですが、どれを観ても似たような 感覚に襲われました。(なんだろ、この感覚は・・)と、しばし考えていて気づきました。

(あ、日本の正月によくあるバラエティ番組を観てる感覚だ)と。

これは個人によって違うとは思いますが、わたくしは正月はほとんどテレビを観ません。理由は、あの正月の 特番特有(特に昼間)の「どうでもいい・しょうもない中身のない笑い」が大嫌いだからです(個人的ですいません)。
特にリアクション芸人などの「笑い」は逆に「イタイ」と感じるのですが、そんな雰囲気の番組ばかり中国では やっていました。

その中でいわゆる「どっきり番組」があったんですが、たまたま見た内容はこうです。

ちなみに会話はあくまで予想です、なにしろ言葉なんて分らないから。。

ある列車の中で偶然居合わせた男に、仕込みの女が近づき「ちょっとこの荷物預かってくれない?」と荷物を 預けます。男は「いいよ」といって預かり、女は「ちょっとトイレに行ってくるわ」とその場から離れます。
しばらくすると鉄道警備隊(仕込み)みたいな人が通りかかり、その男が預かったものを怪しいと判断。
「中身をみせなさい」「はぁ、預かり物なんですが・・」「いいから見せなさい」「はい・・・」
と、そこで出てきたものはなにやら危険物(銃や爆弾の類だと思う)が発見されて 「おい!なんだこれは!ちょっと来い!」「いや、だから預かり物ですって」「いいから来い!」
と、隣の車両まで連れていかれます。その間にさっきの女とすれ違い、男は「この女から預かったんだ! そうだろ?おい!なんとか説明してくれ!」と叫びます。しかし仕込みの女は「わたし知らないわよ、誰?あなた」と しらばっくれます。そこで男が「嘘つくな!早く説明しろ!」と暴れまくるので、警備隊が数人がかりで 「おい!こら!おとなしくしろ!じゃないと逮捕だ!」と、その男の腕を後ろに持っていって手錠をかけます。
どん底気分の男・・・

そこで種明かしの人が出てきて説明するんですが、一切笑いはありません。しかも、このハメられた男は 芸能人でも有名人でもなんでもないただの素人 そう、この人はたまたま列車に乗っていただけなのです。

・・・シャレにもならない内容です。素人だろうが、最後に「笑い」があれば許せることだとは思いますが、 同じことを日本でやられたら間違いなく「名誉棄損」です。なぜこの番組の内容だけ覚えているかというと、 あまりにも笑いなしの騙しだけの「イタイ」番組で(こんなの観てて面白いんかなぁー )ってひしひしと感じたからです。

あとはドキュメント番組とかはいかにも中国 という内容でした。天井から紐でぶら下げた昔の風呂桶みたいな 入れ物を、お腹に真空力でつけてぐるぐる回ったりとか、電動ドリルのキリを喉元に突きつけても怪我をしないとか、 ようは「びっくり人間」みたいな内容でした。そしてそれをすると周りの観衆がサッカーで勝ったサポーターごとく 狂ったように歓喜するのです。・・・なぜにここまで歓喜するの?ってある意味背筋がゾッとしました。

結果、アチラの番組はわたくしイバの肌には全くあわない代物でありました。
・・と、思い出しながらこれをコメントしている最中もなぜかブルーな気持ちになってしまいました。。あぁぁ。。。