タバケムチャイナロード
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チャイナロード5

食べ物編です。
やっぱり中国にいるなら地元の食事をしたいと思うのが普通でしょ。で、まずは朝食編から。

朝は基本的にお粥がつきます。何でなのかはわかりませんが、とにかく「お粥」なんです。
基本的に中国ではなにかと味付けが濃いのに、お粥の味はほとんどなし。この因果関係が分らないけど、
なにせお粥(日本では病態食)、なぜにお粥?って。。

で、いろいろ考えた結果「あ、この味付けが濃いオカズがあるからお粥(で薄める)なのか?」と勝手に思ったのですが、 そのことを通訳さんにいっても「ソレは違いますね」と。 うーん、それならナンだ?といいたい。
このへんは結局わからずじまいで今でもあやふやです。わたくしは普通にチャーハンなんかを 器に盛って食べていました。(出来れば白メシが良いが) ここで、文化の違い。日本ではゴハンは器を持って食べるのが普通。
が、中国じゃ器を持って食べるのはマナー違反だそうで。
いわゆる「犬食い」(机に置いたまま食べる)のが通常のマナーだそうです。
これはメンドクサイのもあってワタクシ普通に「日本風」に食べました。
時折周囲から怪訝な視線はあるけど、「うん、あのね、日本ではこれが普通やのよ」と思いながら軽く無視して 妙に優しく開き直るしかないわたくしイバでした。

しかしココでは朝からけっこう挑戦的な朝飯を食っています(ヘヴィーです)。
脂モノって朝からは意外と厳しいのが主だと思います。わたくし焼肉ではホルモンや内臓系が大好きなんですが、 きっと朝から「オカズは牛ホルと豚ホルね」といわれたらかなり凹みます。
それとはまた違うものですが、炒め物が多いのです。

なにはともあれ朝に「お粥」 これは中国全土共通だそうです。現に空港で「お粥の元」みたいな米は売っていました。 (誰が買うんだろ、こんなもん)なんて思いつつ、空港で売り物にしてるくらいなら需要もあるのかな、と。
ほんと勝手に思っていました。

お粥の理由・・今だに疑問系。

でも、きっとソレは「日本、朝はゴハンに漬物、納豆、味噌汁 なぜ?」
っていうのときっと同じようなものかと思います。というか思わざるを得ない状況です。


微妙(ま、かなり違うけど)な食文化の違いは同じアジア圏でもこれほど違うのだと感じました。

あと、後々に気づいたことですが、香辛料の違いもけっこうな壁があります。

日本はカラシ、ワサビ、醤油、味噌 などなど。(香辛料ではないが)
新鮮な刺身をワサビと醤油(たまり醤油に限る)で食べつつ、大根をみりんと砂糖・醤油で煮詰めてそれを味噌とカラシで 和えたソースで食べる(おでんにカラシは東海地方以外の全国、味噌は東海地方のみ)。


たまたまわたくしが滞在した地域がこういう文化だったのかもしれませんが、もし北京など中心部で食事をした方がいたら ぜひ教えていただきたいものです。
あと、関係ないですが、時刻も統一されてるんですね。コレはおかしいですよ、あれだけでかい地域なのに。
インドに近い中国と、モンゴルに近い中国と、ロシアに近い中国と、香港。これが全部同じ時間、時差なし。。おかしいよ。。

あと、絶対的に苦手だったのが「香菜」という葉っぱ。アチラのひとは「これがないと美味しくない!」というのですが、 わたくしこの香菜がかなり苦手でした。はっきりいって、ただそのへんの道端の草を煎じたらコレと同じ苦味になるのだと 確信しています。ただ青臭いだけです。それ以外の何者でもない と思いました。

・・でも、「コレ」がないと美味しくないらしい。。


そうそう、ある昼、日本でも不変にがっつり安定した人気メニュー「カレー」を食べました。見た目は変らないけど 福神漬けが添えられていないのはちょっとがっかりでした。ラッキョウ派の人も多いですが、わたくしは福神漬け派です。

と、そんなこだわりはさておき、味はというと、・・うまくいえないんだけど「何か」が足りないです。
いや、決してマズイわけではないけど、なにか絶対的なものが足りないと思いました。

それがなんなのかしばらく考えていましたが、帰国して定番「ココイチ」でカレーを食べて「!」と気づきました。

そう、コクがなかったのです、あちらで食べたカレーには。バターが入っていないのか、もしくは少量だったのかは 今じゃ分りませんが、この「コク」ってのはなかなか奥が深い旨み言葉で、日本独特のものだと勝手に思っています。

そういえばラーメン食べたときもスープに「コク」を感じなかったし(辛いのもあったが)一般的な中華料理全般に 「コク」は感じられなかったです。
餃子専門店に行ったときも確かにいろんな種類の味があってそれはそれで美味しかったのですが、いつも感じたのは 何かが足りない・・平面的な味だ。(平面 っていう例え方もなんだが、奥行きがないって感じ)これもやはりわたくしが 自然に「コク」を求めていたからなのかも知れません。

美味いとか辛いとかは表面的な味で、まろやかとかコクがあるってのは内面的な味 というふうに勝手に分別してしまう けど、これはわたくしの勝手な思いつきなのであまり信じないでください。でも、きっとそういうことだと思います。

うーん・・そうなれば通訳さんが「日本で中華料理食べてもすごく美味しいと思わない」ってのも納得です。日本向けに 味がまろやかになっているので物足りない というか、その「まろやかさ」がアチラの人には分らないんでしょう。
逆に本場の料理は表面的な味付けが圧倒的なのでわたくしが食べても「美味しいけど、辛い」とか「美味しいけど 2次元的な味だ」と感じたのでしょう。

お酒を飲む人なら分ってくれると思いますが、ビールの「スーパードライ」VS「恵比寿ビール」みたいなもんです。 むろんスーパードライに旨みがないというわけではないですが、「コク」の分野では分りやすいかな、と。。

隠し味は日本の文化 だと感じました。なぜにバーモンドカレーはリンゴと蜂蜜を入れるのかってことが 今さらながらようやく理解できるようになりました(遅すぎ!)。

そうかそうか、そういうことなのか。と、読者をよそに勝手に納得しつつこの話は終了したいと思います。