タバケムチャイナロード
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チャイナロード1

わたくしイバは数年前に、以前の会社で無理やりパスポートを申請させられた挙句、中国のイナカのほうに 長期出張させられそうになった経験があります。それはなんとか回避しましたが、結局今回とある理由により 中国に行くことになりました。
わたくしの中の中国というイメージは、それはとても陰険で不衛生でインチキっぽい そういうイメージです。
確かに上海、台湾、北京あたりは国際都市となりつつあるので一概にいえないのですが、それ以外の場所は それはもう偏見だけであまり関りたくないと思っていました。

しかし・・最初に足を踏み入れたのは大連という街でした。上空から見下ろすその街は同じ色、 同じ形のマンションが妙に規則正しくずらりずらりと思わず笑ってしまうくらいの街並みです。
久々の「リアル・グーグルアース」、そんな感じでした。
空港に降り立つと妙な独特の匂い・・よく韓国に行くとキムチの匂いってみんな言いますが、中国はなんだろ、 香辛料のような薬草のようななんともいえない香りがわたくしを迎えてくれました。しかしそんな匂いには すぐに慣れてそのままタクシーで繁華街へ向かいます。
・・って軽く流しましたが、入国審査はけっこう面倒でした。しかしそれ以上に割り込みは平気でするわ、 いきなり大声で怒鳴るわで、全ての奴らに軽く殺意を抱きつつ(いかんいかん、オトナなのだから)と 自分に言い聞かせて空港を出ました。

コチラでタクシーを頻繁に使うようになって気づいたことですが、コチラのタクシーはほぼ全てフォルクスワーゲンの 「ジェッタ」という車種なのです。それも旧型、しかも全て小豆色に近い赤、というか中国の国旗が赤を 基調としているように、看板もポスターもネオンも下手すればそのほとんどのイメージカラーは赤なのです。 華やかで優雅な国会議事堂のカーペットの「赤」ではなく、派手な化粧で武装した50過ぎのあばちゃんが 経営する場末のスナックのソファの「赤」というのがぴったりだと思います。
ちなみにタクシーの初乗り5元(1元=約15円)です、めっちゃ安いです。ちょっと遠く(ほぼ信号なしで 30分ほど)でも17,8元とかなりお得です。しかし、運ちゃんによっては道を知らなくて迷った挙句結局 たどり着かなくて20元払ったりとか、日本ではありえないこと満載です。
そしてタクシーに乗って気づいたことは、コチラの道路はほとんど信号というものがありません。いや、正確に いえばあるにはあるのですが必要最低限しか無いようです。そして横断歩道も一応あるにはありますが そんなところを手を挙げて渡る人は皆無です。みなさん片側4車線の道路だろうが車の流れが途切れなくても 平気な顔して横断していきます。もちろん車にとっては邪魔な物質でしかなくクラクションをけたたましく鳴らして 威嚇しながら、しかもスピードはキープしながら走ります。当然急な車線変更などで後ろや横の車の進路を 遮るので、その車はよけながらクラクションで応酬、結果的にその車も別の車の進路を遮るので クラクション鳴らして走ると、前方には横断しようとしてる人がいるのでまたしてもクラクション・・・と、 まさに悪循環というのはこういうことをいうのだと自負しました。
どのタクシーに乗ってもリアルなスリル満点ですので、ジェットコースター好きな方には ぜひお勧めをいたします。

まあ、確かに傍目では歩行者も運転手も危険極まりない行為ですが、これが普通なんだそうです、いや、さすが 世界の大国です。逆に日本は妙に細かく規則があるからそれに従っていれば事故はないだろう と思っている から「あたし知らないよ」「向こうが飛び出してきたんだ」的な罪のなすりあいが延々と続くのでしょう。ここは 日本も見習うべき精神だと思いました。自分の身は自分で守る  この、ごく当たり前のことが日本人は 今出来ていないように感じました、反面教師というやつです。

そして大連の繁華街でしばしショッピング というか、通訳の人いわく「イバは軽率すぎる、財布むき出しなんて」 ということで貴重品をまとめて入れるバッグを買いなさい と言ってきました。ちなみにわたくしの財布は チェーン付きです。パスポートはボタン付きのポケットに入れているにも関らず{それは危険です」と。
中国ではひったくり、スリなんて日常茶飯事らしくやはり自分の身は自分で守るということでしょう。しかも この繁華街、たまたま休日だったとしてもほんとに人が多すぎです。東京の繁華街でもこれほどではないし、 GWのUSJやTDL並み、いや、それ以上かもしれません。シャレたお店の真ん前の路上で怪しい品物や食べ物を 販売してる人、人、人、人、それを購入する人、人、人、人、外なのになぜかエスカレーター (雨で壊れないのだろうか)、一本裏に入るとさらに怪しげな店と人と焚き火と喧嘩とゲロ・・かなり混沌とした 街並みです。銀座の高級ブランドショップの目の前でケムリをモクモクヤキトリを販売しつつその横で子供が ビー玉遊びで揉めて喧嘩しているような感じです。
でも、不思議とわたくしイバはこの妙に人間くさいエキサイティングな街がものすごく楽しく感じました。 まあ、もしもスリなんかに遭っていたら、きっと「ここは腐れきった外道の集まり、最低な街だ!」 と、こき下ろしていたでしょうが。。

話がそれましたが、結局バッグはヒップバッグを購入しましたが、通訳の人いわく「日本人、こういうの好きね」 だそうです。いやー単にセカンドバッグが嫌いなだけでして・・。
そして軽く昼食をとるということで、せっかくだから本場の中華を堪能したいと入ったお店はどうやら40分くらい 待たなければいけなく、しかし腹も減ったし時間もないし ということで「ここでいいですか?」と案内された 店は「餃子の王将」でした(笑)。なにが哀しくて中国まで来て日本のチェーン店・・・しかしやはり味付けは 現地向けに改良されているのでしょうか、独特の辛さがそこにありました。

そんな大連の一日でした。

大連:中華人民共和国遼寧省の南部に位置する地級市(地区クラスの市)。 経済的重要性から省クラスの自主権をもつ副省級市にも指定されている。 総面積12,574平方キロ、旧市街地面積2,415平方キロ。人口は約650万人。

参考:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』