タバケムいろはコラム
TOPへ
戻る


キス・・そう、それは例えるならレモンの味。
キス、それは少年期の甘い憧れ。
スキトキメキトキス・・これはいわゆる恋の魔法である( さすがの猿飛←ふるっ!)。

一様に「キス」といってもその言葉によっていろんなシチュエーションに見えてしまうのは わたくしイバだけだろうか。例えば日本的に「接吻」となると、それはとある昼下がりの由緒ある お屋敷、畳の上で着物の女性がうなじからかすかにこぼれる髪をかき上げながらナナメ後ろ方向に 視線をやりつつ「いやっ、ダンナさまったらぁ〜」などという言葉を発しながら接吻 開け放った障子の 向こうに佇む立派な日本庭園から聞こえるのは夏の終わりを告げるツクツクボウシの鳴き声、嗚呼 日本の夏、キンチョーの夏 などということになってしまう(のか?)。
これが陽気に「☆キッス☆」となると、アメリカ西海岸のどこまでも青い遠浅な海辺で「一応 隠してます」的な最小限の布を使用した水着の金髪のおねえちゃんが青い瞳をクリクリかつ 腰もクネクネさせながら、隣にいる「ヘ〜イ!ブートキャンプしてるかいベイベェ」的なややマッチョで サングラスが似合う彫りの深そうな男の頬にイヤミなく「チュッ」っとしている感じがします。
さらにこれが「チュウ」になると設定は幼稚園のお遊戯室などが適切になってきて、「あっちゃん だいすきぃ」などと嫁入り前推定15年くらいのお嬢ちゃんが本能のままに隣にいる田辺敦くん(5歳) 通称あっちゃんのほっぺあたりに「チュウ」をする という状況が目に浮かぶのだが、どうだろうか。 (って、誰に聞いてるのだろうか)

まあどういう状況であろうとキスはキスなのであって、好意がない人には決してしない行為であるのは 間違いないとは思います。しかし同じキスといっても軽いフレンチみたいなものからディープという ものまで区別され、かつ用途によって使用目的も理由もかなり変わってくるので「危険!取り扱い注意」 となってくるのも事実である。

などと大層えらそうに「俺キスを知り尽くしてるもんね」的に長々と語ってきたわたくしイバですが、 そりゃあ今でこそ適切な使用方法や使用目的もそこそこに理解していますが、誰もがそうであるように 初めての経験のときはそれはそれはどびっくりしましたよ。えぇ、「ど」がつくくらいに驚愕でした。
何に「どびっくり」したか。それはやはり「ディープキス」でしたねぇ。いやあ書いてて恥ずかしく なってきましたよ、テヘヘ となっても可愛くもなんともないですね、ハイすいません。

改めて「ディープキス」。かわいく表現するなら「でぃ〜ぷ♪きちゅ」となるのだろうが、平仮名にした途端に なぜか「30分5千円ポッキリスッキリ!」などという若干軽めのいかがわしいお店の名前に 見えてきてしまうから不思議だ。しかしその理由を掘り下げるとさらに脱線してしまうので、 このへんでいい加減にやめておこうと自制をきかすこともたまには必要なのだなぁ ということで 話を戻そう。

戻す といっても、どこに戻せばいいのだろう・・。だいたい今までのパターンとしては、この後は わたくしの実体験をコメントするのが流れなのだけど、ううむ、困った。。あまりそういう ネタは公表したくないのだがなぁ・・でもなぁ・・流れ的にそういう方向に向けているのも自分の せいだし、なんか久々に自らの首を絞めるような行為をやってしまったような気がして、今さらながら 「なんでキスなんてお題を選んだんだっ!イバのバカバカバカ!」と叱ってやりたいのだが、叱るのも 叱られるのも当人だからこれではまるで自作自演じゃないか などといっててもしょうがないので、 よしっ!特別に公表しよう、イバの「ディープキス初体験」を。はい拍手〜〜、でもミンナには 内緒にしといてね。

先に「使用目的」と記しましたが、ディープなキスなんて使用するときはアレのときしかないじゃない ですかっ!
朝出勤前に「いってらっしゃ〜い」の後にディープなキスなどはしないはずだっ!(もし してる方がいたらごめんなさい)
欧米で久々に会った友達や親戚との挨拶代わりに「オ〜、ナイス テュミーチュゥ」といいながらディープなキスなどは見たことがないわい!(ちょっと逆ギレ)

つまりはそうですよ、快楽と子孫繁栄行為の前菜という感じでしか使用目的がないのですな。
あとは食後のデザートとして軽めのディープキス(どんなだ?)をする方もいるかとは思います。
まあ若者というものは子孫繁栄というよりも「快楽」のほうを優先しているのはもはや明確ですが、 かくいうわたくしも初ディープキス経験と同時に童貞ともオサラバしました。この場合はまだ 「快楽」を経験していなかったので「興味本位」という理由が一番的確だと思いますが。


もうかなり前の出来事なのであまり覚えていませんが(実は鮮明に覚えている)たまたま 中学の時の同級生とそんなことになってしまって(実はそういうふうに仕向けた) 初のディープキスを体験しました。
もういきなりびっくりでしたよ、それはそれは。初めはナニがお口の中に進入してきたのか、 なんでベロが突入してきたのか頭の中は真っ白になりましたよ。だいたい映画とかでキスシーンを 見てても傍目は普通に見えるけど、実は中ではとんでもないことになってるなんて想像すら 出来ませんでした。まさに電光石火が脳天に直撃とはこういうことなんだと後で思いました。
そうじゃなくても(俺はこれからオトナになるのだ堂々としていなくちゃいかんのだ恐れてはならんのだ びびってるところを見せてはいかんのだ)という思いと(うわぁぁどうしよこれからどうしよあれして これしてこうすればいいのかなぁ)という思いが、それはもうマッハをも超えるスピードで頭の中を あっちこっちと交差していたのですから。

閑話休題:若いっていいなぁ・・

結局はコトなく(という言い方は妙か)コトが済んでからも、(あぁ俺はオトナになったのだな) という気持ちと(さっきのアレはなんだったんだっ?)という気持ちが複雑に交差していました。
もちろん彼女に「そのワザはどこで身に付けたのだ?」とか「いやぁすげえっす、ディープキスって」 などと感想を述べては全てが水の泡になってしまうので、最後まで「俺初めてじゃないもんね」的な オトコの余裕を演出しつつ「いやぁ〜、美味しゅうございました〜」といういかにも手馴れてるような 顔を作っていました。
ほんとオトコって見栄っ張りだなぁ、もぅ。

あのディープなキッスの圧倒的な感じというか存在というかなんて表現していいか分からないくらいの 行為は、料理でいえば前菜であって決してメインディッシュではないにも関わらず、イバのなかでは メインディッシュよりも強烈なインパクトでした。

さすがに今現在ではそれほどびっくりするようなことでもなく、やはり前菜はどこまでいっても 前菜であって、目的も快楽もメインディッシュに勝るものはないわい!という平均的なオトコに 仕上がっていますが、なぜか当時は逆でした。

いやぁ、あのときはびっくりしたなぁ、もぅ。