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り・・「流行」 基本的に流行というものは、実に恥ずかしいモノである。ここでいうのはインフルエンザなどの 流行ではなく、もちろん俳優の萩原流行のことでもなく、ファッションや音楽など文化面のことを指す。 「えぇ〜?」という方の大多数は10代後半から20代前半あたりの若者だと思う。 流行のモノに一番敏感な世代であるから、よけいに疑問視するのだろう。 一方「そうそう、そうよねぇ〜」と、イバの肩を持ってくれる方は、一応それなりの人生経験も あり、ある程度振りかえることの出来る過去をお持ちの方だと思う。 試しに何年か前の写真を見てみるといい。それが古ければ古いほどより効果的だ。 「うっわ〜懐かしい〜」という気持ちと「どっひゃ〜!恥ずかしいっ!」という気持ちが 複雑にブレンドされることと思われる。特に「どっひゃ〜!」率が多ければ多い人ほど、 その当時は流行に敏感だったと思われる。どうだっ!違うかっ?(って、誰に問いかけているのやら) まぁなんでもそうなのだけど、流行ってものはメディアや雑誌などを通じて 一時爆発的なブームになり、ふと気づいたら廃っているものである。 それが例えばファッションであるとしよう。その爆発力が大きければ大きいほど5年後10年後、 モノによっては翌年にはすでに「どっひゃ〜!ひぇぇぇ〜!」と、 顔から火が燃え盛って消防車に緊急出動してもらわなければいけなくなるほどの大災害を被ることに なる。 70年代であればロン毛にパンタロンタイプのジーンズ(裾のところが異様に広がっているやつ)など、 80年代であればテクノカット(モミアゲがシャキ〜ンと斜めに揃えてある)や、女性のスーツの 肩パット、ストーンウォッシュのジーンズ、派手なトランクス(どんべえとかキャラクターが プリントしてある)、 90年代であればユニクロのフリースやギャグTシャツ(赤色のシャツのフロントにシャア専用と 書いてあるとか)、厚底の靴など。 今思いつく限りはこんな感じだが、実際にはもっと膨大な数の「どっひゃ〜」ファッションが 曼延していた。 それ以降であればコギャルだとかガングロだとかモリオだとかギャル男だとか、 実はいまいちよくわからないのだが、そのへんが該当するであろう。 もしかしたらすでに「チョー恥ずかしいんだけどぉ!ありえなくなくなくナァィ?」などと 振り返ってしまった人もいるのかもしれない。 一言いっておくのであれば、何事も程々に という事だろう。 ただ、そうは言いつつもそんなことお構いなしに「我こそ最先端!」と、突き進むのが 若さゆえの特権であるので、ぜひとも常に雑誌やマスメディアで最新ファッションをチェックしつつ とことん行ってもらいたいものである。そうじゃないと若者特有の文化というものが無くなって しまうしね。それはそれで寂しいものである。 そして何年か後に、ふと過去を振り返ったり昔の写真を眺めて「どっひゃ〜!ひぇぇ〜!」 となってくれれば、人生また楽しいものである。 流行というのは、実に恥ずかしいモノである。 言葉通り常に「流れて行く」ものである。 |