タバケムいろはコラム2
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「も」・・文句 クレームつける というやつです。まあわたくし日常的にそれほどクレームなどつけない人種ですが、 「コレは一言いっとかんとあかんやろ」というたわいもない文句の電話をしたことがあります。
ま、今回は無理やりこじつけ≠トお話を進めていきます。

以前いた会社では、昼食は構内の食堂か自ら購入した弁当か、給食弁当なるものにお世話になるのか  くらいしか選択はなかったです。構内の食堂は、うどん130円肉うどん230円ごはん100円カレー320円、 中華そば170円肉そば270円、定食が500円というモノでした。オプションで卵30円海苔20円です。 ちなみにこれで全てのメニュー紹介は終わります。

総じてたいした味ではなかったけど、安いのか高いのかすらよくわからないモノでした。ただ、中華そばの スープはまさに「ワシャ科学調味料じゃけぇ、そこんとこよろしゅうに」という味でしたし、麺も「すまんがのぅ、 ワシャぁ大量生産されとるんじゃ・・」ってなモノでした。なぜ広島弁なのかは深い意味はないです。
イバ的には「うどん130円」が味と価格の関係的には一番納得できる商品でした。

が、入社当初は事務所に運び込まれる給食弁当≠食べていました。一食370円、ゴハンつき。
味はともかく、まあこの値段でコレなら妥当か という感じです。

あるときメイン食材がコロッケでした。いうまでもないけどコロッケっていうのは、外見から中身の想像も判断も 出来ない食材です。

(へぇ〜コロッケか、中身はなんやろ)
醤油をたらして口に含みました。

次の瞬間、(うげげっ!)となりました。う〜ん、例えるならなんだろう・・生ゴミを口にしたとかそういうレベル です。ま、生ゴミを口にした経験はないのですが、とにかく生臭かったのは強烈に覚えています。

「なんじゃ?コレ!こんなん食えるか!」
と口走ったわたくし。同じ場所で同じ弁当を食べた半数以上がわたくしと同じ意見でした。

あまりにもマズかったし、マジで腹が立ったので、「うぅ〜、この怒りの矛先はどこへ向けようか・・」 などと考えていたけど、結局この弁当屋に電話して直談判してやるっ!と、 業者に文句の電話をしました。

「今日のコロッケさ、アレ、ナニ?とても食べれへんかったんやけど」
「あ〜〜、スミマセン。あれはエビクリームコロッケ≠ナす」

初めてこの業者に電話をしたのだけど、なぜかクレーム処理に慣れているように感じ取れました。
もともとそういうクレームが多い業者なのか、はたまた今回のエビクリームコロッケに対してイバと同じ境遇でクレームの 電話を入れた人が多かったのかは今では定かではありません。

しかしながら「カニクリームコロッケ」っていうのは巷でよく見かけます。が、エビクリームコロッケって、 あまり聞いたことないなぁ。

と、今このエッセイを書いている途中で気になったのでちょっくら調べてみましたが、それほどメジャーではないにしろ 「エビクリームコロッケ」というものは存在していました。

う〜ん・・考えることはみな同じか・・。


話を戻します。

文句の電話を切ったあと、突如に昨日の弁当のメニューを思い出しました。

昨日のメインのおかずがエビフライでした。。ということは、メインの食材を余らせたので今回の「エビクリームコロッケ」を 思案したのでしょう。ま、それはいいです、どこのスーパーの惣菜もそういう流れで食材を使うので。

これは家庭の食事にも同じことがいえます。賞味期限が切れたりしていたら揚げたり焼いたり和えたり、 とにかくうまく食材を利用しています。
これは家庭の知恵です。多少賞味期限や消費期限が切れていても、食べようとすれば可能です。

ちょっと話がそれるけど、例えばマグロの刺身を購入します。当日は刺身で食べられます。
翌日、その余りをフライパンで焼いて「マグロステーキ」にします。それも余ったとします。
3日目、マグロステーキは「マグロ揚げ」と、揚げ物になります。仮にそれも余ったとします。
ま、たいがいこのへんでその食材は破棄します。どう考えてもこのへんが限界です。が、ツワモノ共は・・
残りにソレをみじん切りにしてカレーや味噌汁の「隠し味」にすることも可能 だということを知っています。 固体から液体へと姿を変えます。ここまでくるとエセフレンチです。同時に他の調味料で味を隠すので、 中華な考え方になってしまいます。

ついでなので言わせてもらいます。フランス料理なんてのは、根本はソースでゴマカす料理です。海から 食材を運んでも痛んでしまうのでソースでごまかすのが基本でした。
中華料理がなぜ油で炒めるのを基本とするかは、衛生的な水がなかったからです。だからなんでもかんでも高温で 熱して消毒も兼ねているのです。さらにインド料理と共通するところは、香辛料で臭みを消すためです。
日本料理にナマモノが多いのは、衛生的な水が随時あったからです。熱で殺菌する必要はないし、ソースで 味をゴマカす必要がなかったのです。

まあこれが全て事実 とはいいませんが、根源ではあります。
そういう事柄を問い詰めていくと「あぁ・・日本人でよかった」と、少なくともわたくしイバは思いました。

ハイ、閑話休題。

まぁしかし、あのコロッケは頂けない・・。ゴハンつき370円の弁当を食べる身分を踏まえても、アレはいかんと思います。 ほんと生ゴミレベルの味でしたので。。


そんな出来事があって、まあ週に3度くらいはこの給食弁当に世話になっていました。
そんなあるとき、またしてもコロッケがメインでした。

(なんのコロッケだろうなぁ〜)なんて一口かじった瞬間、(??)でした。
なんとそのコロッケの中身はスパゲッティでした。

これには味とかうんぬんより先に笑ってしまいました。具がミートソースのスパゲッテイでした。そういえば前日の オカズの副菜にミートソースのスパゲッティがありました。

同じ場所で同じ弁当を食べている仲間らと大爆笑しながら、このコロッケを「スパコロ」と名づけました。

伝説のスパコロ・・。
後にこの会社を辞める8年くらいの間、この給食弁当にお世話になったけど、「スパコロ」は 二度とメニューに出てきませんでした。むろん「エビクリームコロッケ」も。

現在、車であちこち動き回る仕事をしてて、たまにこの業者の配送車とすれ違うんですが、その度に「スパコロ」の存在を 思い浮かべます。

・・今はどんなコロッケを作ってるんだろ・・