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「ま」・・まあ人間なんてのを何年もやっていると、ついつい魔が差すこともあるみたいです。ガチャガチャをパクったり、 自転車をパクったり、カギのついている自販機からタバコをパクったり・・・。 パクってばかりだなぁ・・。 総合的に「魔が差す」時っていうのは、後々時間をかけて考えると「なんで俺はあんなことをやってしまったんだぁぁぁ!」 ってなことが大半です。今回はそんな「魔が差した」出来事をお送りします。もう時効のようなもんだし。。 ・・しかし、今さらながら、これってほとんどわたくしイバの過去を暴露しているだけのような・・。 あれはイバが家出をしていた頃だから、24、5歳の出来事です。いきさつはすっかり忘れたけど、高校時代の 同級生同士で飲み会をしていた話です。 2次会の席は、初任給を酒帯運転の罰金に費やしたS水くん(いろはコラム飲み会℃Q照)のオヤジさんの いきつけのお店(スナック)に乱入しました。このときのメンバーに、Sくん(いろはコラム東尋坊℃Q照)が、 引越し先の浜松から参加していました。彼はこの頃R32スカイラインを愛車にしていてけっこう自慢らしかったです。 そんな彼にイバなりの「夜の赤点滅信号のスムーズな通り方」というのを伝授しました。 点滅信号・・イナカの県道とかでは、よくあります。 当時わたくしが実際に実践していたのは、こういう(見通しの悪い)交差点ではまず車のライトを消します。 そこで交差店内にライトの 面影がなければ交差する道には車がいないからいちいち停止しなくても直進する という、裏技的な確認方法で 夜中の県道を走り回っていました。 それを聞いたSくんは「おぉ!そうかなるほど!いやぁ役に立つじゃん、イバぁ!」などとすぐにでも実践したいような 勢いでありました。じゃんじゃんじゃんじゃんうるせえなぁ〜オマエは!と、にわか浜松人のSくんをからかったのは いうまでもない余計なエピソードです。。 そんなスナックでわいわいやってた数時間後、「そろそろ帰るわぁ、明日も仕事だし」と、Hくん(つまりはわんすてオーナー) が身支度を整えていました。そこで浜松在住のSくんがそこそこに酔っ払っているのに「お、じゃあ家まで 送っていくよぉ〜」なんてことになり、さらに「帰りが寂しいからイバも付き合えよぉ〜」なんて話になり、R32スカイラインで Hくん(くどいようだけどわんすてオーナー)を自宅まで送り届けました。 そして再び例のスナックに舞いもどるSくんとわたくし。どちらも絶妙な酔っ払い加減でギャーギャー騒ぎながら Sくんは車を運転していました。 そんなふうに完全に違法な酒帯運転をしていたSくん、戻るべくスナックを目前とした交差点は点滅信号でした。 彼はここでイバ式赤信号無視技法≠ネるものを実践しました。 「おぉ、これはいいなぁ、楽勝じゃん〜」「だろ?だろ?」などと会話するSくんとわたくしイバ。その次の瞬間、 悲劇は起きました。 R32スカイラインの左後ろ(まさにイバが座っていた助手席のすぐ後ろ)に車が突っ込んできました。ま、 突っ込む といっても、どっちかっていうと(イヤ完全に)悪いのは赤点滅信号を無視したわたくしらでした。 とっさにヤバイと思ったのは、事故よりも酒のことでした。まあ現在の法律では飲酒した人の運転の横に乗って いても罪にはなるけど、この当時はそんな法律はありませんでした。しかしながらヤバイと思うのは人の常、 Sくんも完全にパニくって「どうしよ、どうしよ、どうしよどうしよどうしよどうしよ」なんて言葉を発しながらも比較的 冷静に逃走を目論みました。 ここでなぜか沈着冷静なイバの登場です。足回り(左後輪付近)にけっこうダメージがあったけど、 近距離ならなんとか自走可能でした。 「北へ向え、誰も来ない広場に車を隠すのだ!」と、わたくしイバ。。すでに「魔が差した」瞬間です。 途中でこの頃のマイカー「日産ローレル」を自宅から乗り出して広場へ向かいます。 「ここなら絶対発見されないから、お前は明日浜松へ帰れ」とSくんに言いました。 このときにはすでにSくんをうまいこと逃す計画が瞬時に浮かび上がっていました。 う〜ん。。犯罪ほう助とでもいうのかな、まあ間違いなく手助けはしました。でも、当時はほう助なんて 考えは微塵もなかったです。単純に友人を助ける という思いだけでした。 翌日(土曜日だった)、建設機械のリース会社(つまりはイバの1番最初の就職先)で4トンユニック車を借りて、 小型クレーンで事故ったR32スカイラインを乗せました。乗せる(吊る)には実はコツがあって、そのやりかたを 暇を持て余していたT本(いろはコラムへべれけ℃Q照)に教えつつ、奴に浜松まで車とSくんを送り届ける役目を 押し付けていました。 結局のところ、最終的にはSくんの親の意見で事故の被害者と直接連絡を取って、示談したようでした。 そういう話を後々聞いたわたくしは、「とっさに魔が差した」けど「なんとか報われた」と思いました。 ちなみに、その事故を起こした交差点は、その後、夜になっても点滅信号ではなく、24時間フルに無意味な通常の 交差点になっています。99.99%その理由はわたくしらの事故が原因でこうなったんだと思います。 この交差点を、夜に通りかかって信号で捕まるたびに「あぁ・・俺らのせいなんだなぁ・・」と、申し訳なくなります。 ・・いや、とどのつまりは、酒飲んで車なんて運転するな! というところでしょう。 |