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鵜飼い 岐阜県というのは全国的に知名度がかなり低い。県外の人に「岐阜といえば」と問うと大概の男性は 「金津園」と答える他はあまり返答できないようだ。あとは飛騨高山があるところといった意見が大半である。 ちょっと芸能通の人だとMrマリック、熊田曜子、黒夢の出身ということを知っていて、さらにマニアックなところに なるとFANATIC☆CRISIS 、S.Aも岐阜出身だということを知っている。ちなみに野口五郎や清水ミチコは 岐阜といっても飛騨の出身なのでちょっと違うような感じを抱かせつつ最後に登場させてみたが、 そこに深い意味あいなどはあまりないのであしからず。 しかしこれが「鵜飼いといえば」という問いだと、岐阜と出てくる確率が高くなるから不思議だ。そして 長良川という単語も出てくる。さらに長良川演歌という曲名も出てきて、自動的に五木ひろしという名前も 浮上してしまう。ここらでやめておけばいいのにさらに暴走すると目を細めてコブシを固めて五木ひろしの モノマネまで行き着くケースもあるが、こうなってしまうともはや何の問いに答えたかあやふやになってしまうので 注意が必要だ。 さて、軽く脱線したところで本題に戻ろう、鵜飼いである。実はわたくし地元にいながら1度も鵜飼いを 見たことがない。きっと東京出身の人が東京タワーに登らないのと似たような理由であると思われます。 毎年シーズンになると(そろそろアレを特集にすっか)的な惰性のノリで、どこのテレビ局もニュースの中で 1度は取り上げるのが東海地方の旬であるが、その場面でしか鵜飼いの様子を見たことがないのが わたくしの現実である。特に見たいとも思わないし、絶対見に行きたくない!とまで強い拒否反応もないのだが、 やはり毎年ニュースを見て(ふ〜ん、ご苦労さまだなぁ)と、人ではなく鵜のほうにちょっぴり同情する程度 なのだ。 考えてもみてほしい。自らの意思(本能ですね)で鵜は(腹へったなぁ〜)と、かがり火に誘われて 浮上してくる魚(アユ)を飲み込むのだが、飲み込めど飲み込めど全く腹は満たされない。 (おかしいなぁ〜もう3匹も食べたのになぁ〜)と鵜が考えるかどうかは定かではないが、 胃袋が満足していないのは本能として自分でも気づくはずだ。 (まだ足りないのかなぁ)と、さらに鵜は魚を飲み込む。しかし空腹はいつまで経っても満たされない。 そんなこんなでかがり火の中を懸命に生物活動をした後に、人間の手によって魚は取り出されてしまう。 (あ、ちきしょうコノヤロ、俺の取った魚、どれだけ食べても腹が減ってるのはそういうことか、くっそ〜!) と考える間もなくお魚さんは人間の手に渡ってしまう。まあ結果的にいうと人間の知恵の勝利だとは 思うけど、最初にこの方法を思いついた人はかなりの悪知恵が働く人に間違いないっ! とさえ 思ってしまいます。 しかも最近は鵜を操る人(鵜匠というらしい)が減ってきてそのアルバイトも募集してるくらい大変なんだそうで、 果たしてそこまで鵜飼いにこだわる必要性はあるのかなぁ なんて思っていたけど、やはり伝統的な文化なので 無くしたくはない模様です。しかしアルバイトって・・・そんなに簡単に出来るものなのかなぁ・・。 さらに毎年鵜飼いを見学しにくる観光客は減少傾向らしいのだけど、なんとなく(しょうがないな)と思ってしまう。 あの風景を目の当たりにして「これこれ!これを見なきゃ夏って感じがしないよねっ!」というお客さんが 果たして全国に何人いるのだろうか。いや、決していないとは言い切れないけど、同じく夏の風物詩の花火を 見て「これこれ!これを見なきゃ夏が来たって思えないよねっ!」っていう人の割合の比にもならないような 数なのはきっと間違っていないと思います。 なににせよ「鵜」もいろいろ大変なのだなぁ〜なんて、毎年夏の夕方にニュースで特集を見ると 思ってしまうテレビの前のイバがいます。 と、これを書いていてふと気づいたのだけど、「鵜呑み」という言葉は蔑称系の使い方をしますよね。 ・・鵜にとっちゃ迷惑な話だけど、とことん報われない不幸な生き物だなぁ〜って改めて思います。 では、今回の話はこれまで(←MOMO風)。 |